高原の春を探して 投稿者:高島 徹氏 投稿日: 5月14日 12日朝五時半のバイトを13時30分に終え、直ちに愛車のハンドルを握り高原へ向った。 標高1400メ-トルの高地は今春真っ盛り。桜・花桃・レンギョウ・スミレが一斉に咲きそろっているのだ。 新緑の美しい高原はこれからの季節が楽しい。 その日は早朝からの疲れもあり、少量のビ-ルとワインで早めに酔いが廻り酔眼朦朧。 翌13日はあいにく終日雨で、外は摂氏4度と大変寒く持参した本を読んだり食事時にビ-ル・ワインを飲んで一日ごろ寝。 石川忠久氏の「漢詩への招待」を無心に読みふけった。 雨で何処にも行けなかったが、飲んで寝て読書して疲れを癒すには貴重な一日だった。 最近漢詩に心奪われている。淘淵明や李白・杜甫・白居易に共感をともにすることが多い。 唐の長安を訪れた時も碑林博物館で著名な作者の漢詩に接した。しばらく夢中になる物がみっかった。 しかし今回は天候悪く一枚も描けなかった。