ライフタイムケア 投稿者:在岡山タケオ氏 投稿日: 6月 4日 今月9日からライフタイムケアを利用して入院する。2〜3週間の予定だ。 頚椎損傷で車椅子に乗っている者にはジョクソウが恐ろしい。ジョクソウについては改めて書こうと思う。 昨年11月にジョクソウが出来て完治したのが2月だった。3ヶ月の入院とオペを要した。 その後4ヶ月経ったが調子は良い。 普段の生活は 3,4時間の留守番位問題ない、一人でも大丈夫だ。 自律神経と感覚が麻痺しているということは 体温もコントロールできないので、冷やしたり温めたり自分で外的にコントロールする。 問題は食事や排泄だ。(お食事中の方には失礼)摂取量や気温天候を考慮して膀胱が破裂しないように適時挿管して排尿をする必要がある。 必然的に、介護者無しでは生活が成り立たない。 そこでライフタイムケアの出番である。 本人はある程度諦めや悟りを得る。自分を受容する。しかし介護者は大変だ。 家族はある日突然障害者を抱え、障害者中心の生活に一変する。 そう、家族のほうがストレスが大きいのだ、ウツになる人もいる。 ライフタイムケアは、その間介護から開放され、自分自身のペースの生活が取り戻せるのだ。 何時までに帰らないといけないとの制限から解放され、好きなときに出かけたり、旅行だって自由にいけるのだ。 我々も 入院とはいえ ほぼ自由に過ごせる。勿論リハビリを受けることも出来る。 外出も自由だ。 入院患者の1,2割はライフタイムだから顔見知りだ。楽しく過ごせるし、看護婦も助手も友達付き合いだ。 新米の障害者には、経験談を聞かせ勇気付けるのも任務だ。自暴自棄の人も、そのうちカーテンを開けるようになる。 こんな制度が ライフタイムケアだ。 政争の具の改革で つぶされることの無いように願っている。 因って9日以降しばしお休みします。