london focus Thank god I have done my duty 投稿者:KIKI 投稿日:2007年 9月14日(金) Horatio Nelson ホレーショ ネルソン(1758−1805) 確か2年前、 トラファルガー沖海戦から200年ということで、イギリスでは女王も、臨席する彼を 称える記念式典がトラファルガー広場、ネルソン像のもとで行われました。 英国民が自ら自国のことを“偉大なる大英帝国”と世に言ってはばからない イギリスの繁栄のもとを築いたのが、トラファルガー海戦沖の戦いで勝利したからだといわれています。 何せナポレオンをやっつけたのですから、人気は今でも語り伝えられています。 その戦いを勝利に導いたのが、ネルソン提督です。 ネルソン提督は、海戦に勝利しましたが、自身は被弾して洋上に戦死しました。 ネルソン提督の臨終の際の言葉が、上記の題名です。 海戦の開始に臨んで、まず彼は、将として熾烈な戦いの前に全軍に向けて、 「England expect that every man will do his duty ..........」 義務を果たせ!と言って志気を鼓舞し、火蓋を切ったと言われています。 この洋上での臨終の言葉 “ 我は わが 義務を まっとうせり .......” は、それと対応。 再び DUTY(義務)を口にし、自らの生を神に感謝して閉じました。 将(トップを含めて)の言葉は、将が自ら率先してことに当たる決意のもとに なされたときに、総体として、大いなる力を発揮させるものと思います。 それほど公に発する将の文言は、 重く、尊いものだと思います 安倍首相は、彼の首相としての所信表明で、「美しい日本を創る」といいました。 その文言! わたしは期待していた一人です。 保守党メイヤー首相は、下層階級の出です。 父親はサーカスの1団員。 稀なる知力と人柄で、権力の座に着きました。 トニー・ブレヤーは、若さと知力、実力で政権の舵取りをしました。 日本も世襲政治家 ...No!の時代の幕開けかもしれません。 タイム紙は 日本は、くるくる回転すしのように首相が変わっていては、安定した国家を 構築することはできない。中国や韓国、近隣諸が国力をあげてきている今 政権を安定させ、政権獲得の問題だけでなく、対外的に国益を高めることも 考えられるリーダーをトップに据えるべきである。と報じています。