わが町 稿者:沼南ボーイ 投稿日:2007年 9月22日(土) 帰属意識(閑人閑話)070922 21日の高島氏の「水戸市五軒町」は共感を覚えながら読みました。 『東京近郊に居住するサラリーマンの常として、自分の居住地に対する関心は低く、 昼間の勤務地である東京中心の生活であり、居住地は夜寝るために帰る場所という 意識であった。』 その後退職して数年、近辺各所にスケッチやら展覧会等で訪れるうちに 居住地に帰属意識が出てきたということでした。 小生社宅をオサラバして現在の兎小屋に移りすんだのが10年前。 企業戦士の役を愚かにもシャカリキに演じている最中で毎晩午前様の連続、 休日は下手な芝生遊びかゴロネ、その後九州、北の国と単身赴任、 我が家の滞在時間は微々たるもの。隣近所地域の方との交流もなし。 一度回り順番で町内会の会計とやらをやりましたが、全て家人にまかせて、 居住地域では異邦人ですごしました。 退職して、在宅時間が飛躍的に増え近辺を散策したり、町内行事に参加したりして 帰属意識といいましょうか、やっとわが町を実感してます。 市の広報のモニターに応募したら、採用され、編集校正の真似事、意見陳述などやっています。 佐賀は故郷で、いわば別格ですが今生活しているこの地域をわが町として、大事にしていこうと 思っているこの頃です。