散文 投稿者:在岡山タケオ 投稿日:2007年11月27日(火) 蒲公英は堪えきらず 風に飛ぶ 春にも秋にも ススキは 散ってなるものかとしがみつく これからの冬の長さを知っているかのごとく いつまで我慢するのかイチョウの葉、もみじの赤、青い空。 霜月の満月が照らすのは 寒い夜。 飛び出した穂は きっと 春を待っている。 そうして 明日がくる。