California as I saw 投稿者:Steve Todaメール 投稿日:2016年 9月16日(金) カリフォルニア見たまま(6) 前回(5)の住まいの話しの所で書き忘れたことがありましたのでそれを書き加えます。 それは家には洗濯機と乾燥機があるのを忘れていました。 ガレージから入ってすぐの通路に 洗濯機と衣類の乾燥機があり家内が毎日の様に洗濯をしています。 乾燥機はあまり使って いなくてほとんどはガレージ内にある洗濯紐に干します。ここは湿度が低く洗濯物はすぐに 乾きます。(屋外に洗濯物は干せないのですがガレージ内はOKです) 乾燥機は電気なので かなりの電気代かかかるので。この乾燥機とキッチンのオーブンとコンロは240ボルトで非常に 強力です。ということは家には120ボルトと240ボルトの2種類の電気がきています。 以前は 電気製品はほとんどアメリカ製のジェネラル・エレクトリック製で30年位もちました。 最近買い替えた洗濯機と乾燥機は韓国製のLGにしましたし、デイッシュ・ウオッシャーはドイツの 会社のボッシュに替えました。 あ、それからキッチンには電子レンジ、ジューサー、ハンドミキサー (ケーキ等を作るときに使う)など電気製品は沢山ありますがほとんどが日本のメーカーの ものではありません。 日本の家電はどうしたのでしょう。(炊飯器とパン焼き器は象印でテレビは ソニーで日本のものを使っていますが。) それから、ガレージには電動のガレージ・ドアーがついていてリモートで車の中からドアを開ける ことができます。 昔は手でよいしょと開けていましたが重くて大変でした。 裏の小屋には芝刈り機がありますがこれはアメリカ製ですがエンジンはホンダを使っています。 これも最近は自走式になり自分で進んでくれますので楽になりました。 表と裏に芝生がありますので 時々とはいえ、芝刈りは年寄りにはかなりの重労働でしたが少し楽になりました。 小屋の中には鋤,鍬、 スコップ、剪定バサミ、小型のチェーンソー、芝のエッジカッターなど庭仕事用品もそろっています。 芝生は刈るだけでなくエッジを切りそろえないときれいになりません。また、芝生にはスプリンクラーが つけてあり、定期的に自動で水をまいてくれます。ここでは5月から9月まではほぼ一滴も雨が 降りませんから、スプリンクラーなしでは芝生は枯れます。 つぎに今回の話しである着るもののことを見てみましょう。 私は男なので女性の着るものについては 良く分からないのでメンズ・クロージングについてが中心になります。 最初に気づいたのは着るものすべてが安いこと。 背広やズボンやシャツそれからネクタイなど日本より うんと安いと思いました。 ひとつにはここでは化繊のものが多いので安くなる様ですがウールのものでも 安く、日本に帰ったときスーツなどをみたらものすごく高いのに驚きました。 尤も、これは最近は日本でも 安い背広などが出て来てそれほどの差はないようになったのでしょうか。女性の着るものも日本よりうんと 安いと家内は言っています。 困ったのは私の着るもののサイズが大きく特に手の部分がおそろしく長いこと。 どうも日本人は手が 短いらしい。 一度店員に ”どうしてシャツの手がこんなに長いのか”と聞いたら ”どうしてあんたの手は そんなに短いのか” と言われました。それで結婚してからは長いシャツの袖を家内に短くしてもらっています。 洋裁のできる人だったことに感謝しています。 それと、サイズで気づいたのはここへ来てすぐは痩せていたのでズボンのサイズのものがない。 これも 店員に言ったら ”子供売り場に行け” と言われました。 ところが、後で太ってきてからはあるある、 山程自分のサイズがおいてあるのです。 平均的アメリカ人は手が長くウェストは太めであるということです。 ある時、コットンパンツを買って1ケ月ほどしてチャックが壊れたので店へ持っていったらさっと新品に 取り替えてくれました。 1回洗濯をしたのにと言ったのですが問題なし。 こちらは着るものに限りませんが ほとんど何でも買ったものを返品出来ます。着るものは特に買って帰ってどうしても気にいらないものは 良くあるので返すものは結構あります。 家内は特に買ってきたものの半分以上を返している様な気がします。 着るものを買うのは結局 メイシーズとかペニーズなどのデパート中心になりました。 私はペニーズに よく行きますが家内はほかの洋品店を使っていたこともありましたがこの頃はメイシーズばかりになった様です。 メイシーズはニューヨークのマンハッタンに本店のあるデパートで全国に店があります。 11月の感謝祭の日に 行われる有名な サンクスギビング・パレード(感謝祭のパレード)はこのメーシーズの本店前にカメラを置いて 全国放送されます。 メイシーズやペニーズは高級デパートではなく、庶民向けの中流デパートで高級となると ノーズストロムとかサックス・フィフス・アベニューとかがあります。 一方、安物の店はターゲットとかウオールマート とかロスやマーシャルなどがあり専門店ではバナナ・リパブリックやリバイスなど沢山あります。 こちらではハイスクールの卒業時にプロムと呼ばれる大きなダンス・パーテイが行われ、女の子はロングドレス、 男の子はタキシードが必要になります。 プロムはプロモーションからきていて学校を卒えて次の段階に昇進する、 即ちプロモートすることを意味し、ここでは?年5月になると町中でプロム行きの若者を見かけます。 このドレスはデパートでも売っていますし、専門店にも出ています。 我が家もあちこち娘のドレスを探しに行きました。 そして、当日は何と大きなリモ、即ちリムジン(大型のハイヤー)を雇ってパーテイーに出かけるのです。 (一人で雇うのではなく近所の同級生何人かで雇う)男の子はレンタルのタキシードです。 ここではハイスクール までが義務教育で一応学校を卒業して一人前になるので卒業式は大げさに祝うのです。 ドレスも大変ですが パーテイーの相手を見つけなければならないのがもっと大変です。 そういえば、結婚式の新郎新婦の着ているものは新婦は変わらぬウェデイング・ドレスですが新郎はタキシード ではなく普通のスーツになってきています。 息子の時もそうでしたし、娘の時も同じでした。 最近はタキシードは 余り見なくなっています。 会社が年末に催すクリスマス・パーテイーに以前はタキシードの人がいましたが 随分前の話しになりました。 ちなみに私自身の結婚式はタキシードでしたが。 家内のドレスは姉さんが洋裁が 得意なので彼女の手造りのウェデイング・ドレスでした。 ここでの着るものは日本よりカジュアルでまちまちなような感じがします。 夏でも寒いサンフランシスコでは 毛皮のコートを着た女性が歩いていているかと思えば T シャツにショートパンツの若い子も歩いています。 季節によって決まった服装をする様なことはありません。 T シャツにジーンズがアメリカの着るものの代表です。 つづく