モンニョ様の詠 投稿者:碇民治 投稿日:2008年 8月21日(木) モンニョ様の俳句をすこし言わせ戴きます。 さすがに写真は御趣味ですとのこと風景を良く捉えて立派な句です。 さしでがましいけど少し意見を述べさして頂きます。 切字の代表的な俳人は水原秋櫻子の弟子、石田波響の句 ◎ 霜柱俳句は切字響きかな 波響 波響は現代俳人は切字を使う人に憂いを感じました。切字は上五、中七、下五最後に使いますが 代表的な切字は「や」、「り」、「かな」、「なり」、「けり」を使うことにより たった17文字でより求心力があります。しかも俳句の中は切字は1個だけです。 でしゃばって申し訳ありません。 ◎ 夕蝉や女一人の皿小鉢 もん女 俳句は凝縮の句です。皿小鉢は小鉢で解るでしょう 小生の案 夕蝉の娘一人の小鉢かな ◎ 風鈴の鳴るや人待つ夜のこころ もん女 風鈴は鳴りますね鳴りはいらないでしょうしかも鳴るやは切字でないです。 小生の案 風鈴の人待つ夜のこころかな 折角お詠みなされ口を挟みモンニョ様の題材に秀でる詠に魅力を感じました。 新蕎麦を食べたいけれどおケガされた東内さんの辛さを思い小鉢を眺め”グット”我慢し しかも風鈴の音がすればもしや東内さんがよもやお近くに立ち寄れば 一緒に新蕎麦を食べることもできるな!女性特有な極めの細かいお気持ちが伝わります。 お笑い下さいだけでなく経験を積めば立派な俳人になりますよ。