憶えあり 投稿者:KOBUSHI 投稿日:2010年 4月24日(土) 物忘れと忘れ物の違いをめぐる軽妙なやりとり、楽しんでいます。 トト氏によれば、「物忘れ」は精神活動の減退(すなわち、加齢による)。 対して「忘れ物」は精神活動、旺盛(すなわち、まだまだ若い、人生これからだ。 そういえば、幼少期の忘れ物の多かったこと)。 とまれ首肯できます。 ところが、「電車の降りかけに、ふと他人(ひと)の傘を持って出て、慌てて戻した」 と言う話、これは如何なる現象か? <物忘れ> 1.つぎの世に 備えて清(さや)か 物忘れ <忘れ物> 2.忘れ物 忘れて次の 見つけもの ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.白昼夢 手にした傘は 誰のもの 4.誰のもの 慌て手にした 傘戻す この場合(3,4)、精神活動は期待できない(白昼夢)、否「考え事」 に耽っていたかも知れない。しかし、精神的営みとしては(地球温暖化問題 を考えていたとしても)、極めて狭隘と言わざるを得ない。残念ながら、 物欲は確か。なにせ他人のものを手にしているわけですから。 思うにこの御仁は軽い「忘れ物恐怖症」の気配ありと見受けます。 傘を戻したのは立派。まだまだ現世で活躍いただける人物と見受けます。 斯く言う小生も憶えあり。 5.物忘れ 憶えた数を 上回る