釣り日記 高木伸氏 投稿日:平成19年 1月21日(日) 最近は横着になったのか年なのか朝早く起きて釣りに出かけることをしなくなった。 今日は今年の初釣りである。 釣り場に着いたのは午前10時であった。 途中、馴染みの餌屋に立ち寄る。 店に入るやいなや、 おかみさん・・・地エビ(活きエビ)ないねん。暫く入れへんよ。 小生・・・・ ・ ・シラサエビ(琵琶湖産エビ)は? おかみさん・・・あるけど、すごく小さいよ。 小生・ ・ ・ ・ ・ ・じゃあ、また。 魚が釣れる条件は、魚の種類に合った竿とリールとハリス、オモリ、針。潮時。水温。 潮のにごり具合。釣れるポイント。棚。そして餌である。 この基本さえ守れば誰でも簡単に釣れる。 メバル釣りの場合は、特に餌が重要である。 メバルは生きて良く動くものを好むので、同じエビでも地エビを使っている。 シラサエビは、弱くて特に冬の釣りでは、海中で殆ど動かない。 これでは、メバルは食いつかない。 別の店に行って地エビを購入し、釣り場に着いた。 冬なのに風がない。潮は適度に濁っている。しかも大潮だ。 最高の条件に胸躍らせて、いつものポイントで竿を出す。 2投目に当たりがあり、簡単にあがってきたのは15センチのメバルであった。 それから暫くして小さなガシラがあがってきた。 今日はいけるぞ! と、思ったがその後一向に当たりがない。 棚を変えてみるが当たりがない。 良い時合いなのに不思議に思っていると、常連さんがやってきた。 常連さん・・・どう。当たる? 小生・ ・ ・ ・ ・ 全然だめ。 常連さん・・・やっぱり。今朝早くこの場所でMさんがバケツ一杯釣ったらしいよ。 小生・ ・ ・ ・ ・ もう釣りきったんだ。それじゃ、今日はここは釣れないね。 話しているうち、潮が止まってきた。 潮の流れが変わったら、場所を移動することにしている。 この条件なら、移動した場所で必ず当たりがある。 場所を移動してさあ釣ろうかと釣り座を構えたとたん、携帯のベルが鳴った。 小生・・・・ ・ ・ もしもし。 相手・・・・ ・ ・ トトシカーナです。 小生・・・・ ・ ・ 何か用? トトシカ・・・・ 特に用はない。昨日北海道へ行ってきた。 小生・・・・ ・ ・ それは良かったねぇ。ところでスキーは? トトシカ・・・・ 残念ながらしなかった。 小生・・・・ ・ ・ それは残念だったね。 とまあ、他愛のない会話を交わした。 私は内心不安になっていた。 何故なら、トトシカーナ氏が、釣り場に電話をかけてくると、 釣れなくなるというジンクスがあるからだ。 案の定、その後1時間ほど粘ったが、15センチほどのメバルを3匹追加したに留まった。 あの電話が無ければ、条件が良かっただけに入れ食いしていたのではないかと思ったりした。 このような愚痴っぽいものは、投稿するつもりが無かったが、携帯でのトトシカーナ氏との やり取りの中で、「今日の顛末を「木霊」に是非載せてほしい」とのトトシカーナ氏の 依頼があったので、ついつい投稿してしまいました。 この次は、メバルの大物を釣って見せます。楽しみに!!