釣り人日記(シオ) 投稿者:高木伸 投稿日:2011年 8月18日(木) 2011・8・18AM7:15〜8:15 曇り 中潮 海面にナブラが立つ。 海面すれすれを猛スピードで動く青魚の群れ。 小魚を追ってフィッシュイーターが須磨の海岸近くまでやってきたのだ。 以前と比べると極端に釣行することが少なくなった。 それでも、釣りへの関心は衰えてはいないのである。 時々、「須磨海釣り公園」のホームページを覗き釣果状況をチェックしている。 その釣果情報で1昨日、昨日と連続してシオ(カンパチの幼魚)が釣れていることを知った。 仕掛けを確認したら、一人は1・8メートルの短竿に10号の中通しおもりを付けて釣っている。 これは、私がメバル釣りで慣れ親しんでいる釣り方だった。 「これはいける!」私は即座に釣行を決めた。 ネット情報によると時間帯は6時から10時となっていた。しかも上げ潮だ。 私は注意深く明日の潮周りを確認した。 明日は30分遅れの中潮だ。 1昨日、昨日は大潮だっただけに若干条件は厳しくなるかもしれないが、大した ハンディではないと読んだ。 エサ屋についたのが7時ごろだった。 私・・・・・・ 地エビ頂戴。 おかみさん・・ 少し小さいけどいい? 私・・・・・・ 構わない。シラサエビより元気がいいもんね。 おかみさん・・ 今頃エビで何が釣れるんですか? 私・・・・・・ ネットでシオが釣れていると書いてあったんでね。 おかみさん・・ ああそう。 暑いから気を付けてね。 私・・・・・・ 有難う。 7時10分ごろ現地到着。 釣れている場所は分からないが長年の経験から大体の予測は着いた。 その一帯には、もう結構な人だかりがしていた。 ネットの情報をもとにハリスは2・5号と太めにし、浅いタナを狙った。 振り込んで最初はフアフアとしたアタリが来た。 一投目は空振りに終わった。 こういう時は、エビを頭掛けにした方が良く釣れるのでエサのつけ方を尻尾から頭に変更し、 第2投目を振り込んだ。 フアフア、クックッとしたアタリがあったので、合わせたら猛烈な引きがあり、左右に 横走りする。ハマチやカンパチ特有の引きだ。 隣の人とお祭りにならないように、強引に糸を撒くがリールが逆回転するほどの引きの 強さに加え、竿が短くて穂先が柔らかいのでほとんどU字形に曲がって今にも折れそうな ほどであった。 石鯛の引きも強いが、青魚系はそれに近いくらいの引きの強さだ。 上がってきたのは30センチクラスのシオだった。 それから1時間ほどはほとんど入れ食い状態が続き、クーラーが満タンになったのと、 暑くなりそうだったので早々と納竿にした。 家に帰って数えてみたら12匹釣れていた。 満足のいく釣りだった。