釣り人日誌(釣り収め) 投稿者:高木伸氏 投稿日:平成18年12月24日(日) 今日は12月下旬とは思えない穏やかな天気になった。 釣り収めには、絶好の日和である。 穏やかな天気といっても、やはり季節は冬。 早朝は寒いので、早朝は避けて9時ごろ釣り場に到着した。 日曜日なのに釣り場は比較的すいている。 やはり、この季節に釣りをする人は、「釣り」の後ろに「キチ」とか「バカ」が付くことになる。 しかしながら、本当は、これからの季節の方が釣りは面白いのである。 何故ならば、これからはエサ取りがいなくなり、アタリがあれば大物が期待できるからである。 3月に大型が釣れすぎた影響だろうか今年はメバルが少ない。 此処2ヶ月ほどは、殆どお目にかかっていない。 水温も低下しただろうし、穏やかな今日あたりは狙い目である。 実績のある場所が空いていたので、エサの生きエビを付け竿を振り込んでアタリを待った。 まだ潮の流れが速い。 そこで、棚を深くして流してみた。 すると、早速アタリがあり小気味良い引きとともにメバルがあがってきた。 しかし型は小さい。 小型のメバルを3匹ほど追加した頃、潮の流れが急に弱くなった。 今度は、棚を浅くして流してみると予想が的中してこれまた小型のメバルが上がってきた。 殆ど間断なく釣れている。 今日は釣れる! 今度は海タナゴが立て続けに2匹来た。 海タナゴは身が柔らかくメバルのように美味しくないので放流することにした。 その内、潮の流れが更に弱まった。 今度はエサ取りだ。 アタリが無くエサをとられる。 たまにアタリがあると釣れて来るのは小さなフグだ。 フグが釣れることは、未だ水温が高いということだ。 それからは、潮止まりまでエサ取りに悩まされた。 潮が変わることを見越して場所換えをする。 潮が変わって、潮が流れ出したら今度はメバルが入れ食い状態となった。 型は小さくても入れ食いは良いものだ。 マレにしかない最良の釣りを堪能していたら、携帯が鳴った。 何事かと電話を取ると友人からの電話であった。 用件は特に無いという。 急ぎ電話を切り、釣りを続けたがその後はポツンポツンと釣れる程度で、 入れ食い状態は、ほんの一瞬であった。 その内、潮の状態が変化したので納竿した。 家に帰って数えてみたら小型ながら20匹釣れていた。 久しぶりに満足した釣行であった。