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大昔、私が小学生のころ私の田舎は6月や7月になる梅雨で毎年のように大洪水が来ていました。
市内近くを流れる川の上流に治水ダムがなかったので例年の行事のようなものでした。大人たちは大変だったでしょうが、子供たちにとっては天国のようなものでした。学校は休みとなり、突然のことなので宿題もないし、遊び放題なのです。
家の前の田んぼには、佐賀平野のクリーク等から遡上した多数の魚が泳ぎまわり、水が引いてくると、獲り放題なのです。
私達は、暑くなく、寒くもない絶好の季節の中で、田んぼにいかだを作り、それに乗って俄の舟遊びや、魚とりに夢中になりました。その思い出は今も、胸の中に鮮明に残っています。
私・・・・・「子供たちはいいよねえ、休校からから春休み、新学年になるのだから宿題もないだろうし、遊び放題で、しかもそのうち桜も咲く、素晴しい人生の思い出になるだろう」
家内・・・・「これ幸いと遊ぶのは、自覚のない子供だけよ、こういう時も将来を思う子供は多分必死に勉強するのよ」
私・・・・・「大昔だけど、俺たちのころは、突然の休校だというと、みんなが大喜びで遊んでいたねえ、ホント、楽しかったよ」
家内・・・・「そういう時もOさんやKさんは、一生懸命に勉強していたと思うよ、遊んでいたのは、あなたぐらいなのよ!」
(OさんやKさんは、私と同じ高校から有名大学に行き、それぞれ出世し、あるいは学問上で名を上げていいる人なんです。家内も面識があります。)
私・・・・・「・・・!+*・・・・・~」
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