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暑中お見舞い申し上げます。
猛暑、オリンピック、コロナの中、如何お過ごしでしょうか?
真夏の到来で、コロナ疲れもあり、一度は行ってみたいと考えていましたスペイン北部のカンタブリア海に面した、避暑地であるアストゥリアス州(県)に、7月23日~7月28日まで訪問。気分転換なるかどうかわかりませんが、アストゥリアスをご紹介します。
本地に興味があった理由は、クラシックギター曲「アストゥリアス」と、8世紀から15世紀に亘りスペインはムーア人の支配下にありましたが、唯一アストゥリアスは独立。なぜ?
首都のオビエドからバスで、スペイン最初の旧都、カンガス デ オニスからピコス・デ・エウロパ国立公園にあるコバドンガへ。この山道は「箱根の山は天下の嶮」で歌われているような萬丈の山 千仞の谷。7世紀に、このようなゲリラに適した地をムーア人が攻めるのはかなり苦しいと思われ、これが占拠出来なかった一理由ではないかと思われました。
このコバドンガで、722年洞窟に隠れていたスペインの最初の王ペラーヨがムーア人を破ったと言われ、映画にもなったエルシドで有名なレコンキスタの始まりです。現在でも皇太子の称号はアストゥリアスです。(写真1)
ペラーヨ王を祭るサンタ・マリア・ラ・レアル・デ・コバドンガ教会(写真2)
この地からバスで30分位にある山頂には小さな2つの湖があり、たくさんの牛が放牧されており、3日に1回牧童が見回りに来るとのこと。(写真3)
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