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東京は今日493人の感染者が確認された。
第3波の拡がりは全国的で、ニュースで示される日本地図は感染者で塗りつぶされている。
今回は第2派から十分に鎮静化しきらずに、上昇に転じている。
尾身先生が緊急事態宣言の発出直前に指摘された言葉「いまなにがしかの手を打たないと上昇に歯止めがかからなくなる」を思い出す。
第2波以降政府は経済対策は行っているがコロナ対策については何も行っていない。
第2派という言葉さえ聞いたことがない。
このまま歯止めがなくなればどうなっていくのか心配だ。
首都圏、北海道、それに私の住む近畿圏(大阪と兵庫は特に顕著)が目立っているが、GO TO トラベルなど人の動きを促進するもの、その他政府がこのまま無策を続ければ、他の県も赤信号になる。
政府はコロナ対策については国民に丸投げで自助努力を期待している。
緊急事態宣言後丁寧な手洗いやマスクの着用そして、三密にならないようにしているが、
1億人すべてがそうしているわけでもあるまい。
自助努力はおのずと限界がある。
最近では接触感染だけでなく、マスクを外す、飲食から感染者(飛沫感染)が出ているとも聞いている。
飲食店における5人以上の会食は控えるよう大阪府知事が提案し、政府もGO TO イートで制限したようだ。
しかし、飲食店をのぞくと大半がパーテーションでの仕切りなどの措置を講じていない。
飲食店に対するハードなコロナ対策を政府が促進する(政府援助)わけにはまいらぬものだろうか。
このままではパンデミックに陥り、収拾がつかなくなり、病院は逼迫して死なずにすむ人たちを救えず、経済は崩壊する危険性がないだろうか。
有事の時は官僚に任さず、発想豊かな指導者が自らの考えで国を引っ張っていく時期だと痛感している。
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