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関ヒマ様がお読みになって、切なくなったと述べられていた御本です。須藤と青砥の物語。
二人は偶然 35年ぶりに会って 親友でもなく恋人でもない中年の、しずかな穏やかな恋?の道行きはその通りで……。
最近若い作家の 著書を読むことがないこともあって、図書館で借りて読みました。朝倉かすみ氏の名前も初めてでした。
広くないアパートに一人で暮らす中高年の生活感、ひらたい地面でもぞもぞ動く T hat’s 庶民。その生活と人生のあり様に 時代の流れを感じました。私は平凡なときの流れの人生でしたが、団塊の世代後の若い人達の暮らしや家族…生き方について楽しく 学ぶことができました。
友人の孫が、今年4月から、新採の裁判官に赴任する事になりました。赴任前に 両親に 同棲のお知らせ有り と女性を紹介したそうです。てっきり結婚は?という問いに、分からない するかしないかは 未定という…二人の説明で吃驚。女性の両親にも、同じ挨拶に行くという事だったそうです。
これからは、新しい感覚の裁判官が普通に任官していくでしょう。夫婦別姓などの法もどう変わっていくのか……時代の流れを感じました。
平場の月を読んでいたので、その感覚は理解でき納得しました。新しい時代のターニングポイント…を 見せて貰ってるのかな等 思いました。少し大袈裟ですが。御本の紹介 有難うございました。KIKI
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