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喜界島で二種類の黒砂糖を買ってきました。いずれも、ただ単にさとうきびの搾り汁を煮詰めて、固めたもので、何も足さず、何も引かない純粋無垢の黒砂糖という触れ込みでした。
だから8割は砂糖ですが、2割は其の他の糖蜜やら、何やらの不純物ということでした。しかし考えてみると、野菜ジュースや果物のジュースは、まさに不純物其のままで、サトウキビのジュースと考えると、こちらこそが、本物だと言えるとおもいます。
さてこの本物のサトウキビのジュースである黒糖の一つは真っ黒ですが、もう一つは青いのです。そこで、生産者の家に電話して、何故青いのかと聞いて見たところ、出てきたのが、留守番をしている御祖母さんらしく、私は年寄りで何故かわかりません、畑の土や、サトウキビの種類が違うのだろうと思いますが、どうでしょうかねえ、ということでした。
いま食卓において、時々、お菓子代わりに食べていますが、これが何とも美味しいのです。どちらも砂糖なので甘いのですが、白砂糖ほどの甘さはありません。
その代り、何とも言いようのないまろやかな微妙な美味しさがあります。取り分け青い黒砂糖は、甘みが一段と薄く、その分だけ一層微妙な美味さが濃いようです。
しかしそれにしても、私はダイエット中で、砂糖をなめるのは厳禁なので、ほとほと困っています。
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