根室の夏祭り
昨日から根室金比羅神社の夏祭りです。華やかな山車と浴衣姿の女性達、いいものです。

トト 
2023/08/12(Sat) 20:09
木挽町の仇討ち
今年の直木賞受賞作永井紗耶子さんの「木挽町の仇討ち」を読みました。
この本は山本周五郎賞とのW受賞作です。
小説の巻頭を引用します。
睦月晦日の戌の刻。(略)木挽町芝居小屋の裏手にて1件の仇討あり。雪の降る中赤い振袖を被き、傘を差した1人の若衆、そこに大柄な博徒が歩み寄り、女と見間違え声をかけた。すると若衆、被いた振袖を投げつけて白装束となる。「我こそは伊能清左衛門が一子、菊之助、その方、作兵衛こそ我が父の仇、いざ尋常に勝負」
朗々と名乗りを上げて太刀を構えた。対する博徒作兵衛も長脇差を抜き放つ。道行くものも固唾をのんで見守る中、堂々たる真剣勝負の決闘。遂に菊之助が作兵衛に一太刀を浴びせた。返り血で白装束を真っ赤に染め、作兵衛の首級を上げた菊之助、野次馬をかき分けて宵闇に姿を消した。
芝居小屋の裏手でしかも歌舞伎の一シーンのような仇討と思われませんか。
翌日から芝居小屋の前では木戸芸者の一八が仇討の場面を流ちょうな語り口で事細かく紹介する。この仇討は金治が書いた読売にも載ってたちまち江戸中に知れ渡る。
ほどなくして、菊之助の知り合いという武士が事の顛末などを聞きに芝居小屋を訪れる。
木戸芸者の一八は吉原生まれの元幇間。立師、与三郎は元御徒士。衣裳部屋のほたるは隠亡に育てられたみなしご。無口な久蔵は無口な腕の立つ小道具の職人(旦那が無口なら女房お与根はお喋りな夫婦)。金治は元旗本(父は大身旗本野々山大膳)の戯作者。という芝居を支える裏方に聞いて回る。
そしてわかる驚愕の真相、と、人間ドラマの感動。
270ページ程度の本ですが、芝居小屋の5人の一人一人に聞いて回るのですが、その性格や性別や生い立ちの異なる人たちを上手く使い分けて、さもありなんと思ってしまわせる表現の巧みさは素晴らしいと感じました。
是非ご一読を!
関西のヒマジン 
2023/08/12(Sat) 15:11
厚床フットパス
今厚床フットパスを歩いています。先程、丹頂鶴を見かけました。本当に美しい鳥です。気品が有るようです。鋭い声で、グルグルケーンというような鳴き声を披露してくれました。

トト 
2023/08/12(Sat) 12:49
春国岱
ヒグマがいるということで閉鎖されていた春国岱が今日から開場になったので早速行ってきました。冬には白鳥が飛来し、丹頂鶴が子育てをするという野鳥の大楽園ですが、今日はエゾシカが、ゆったりと散策しているだけでした。

トト 
2023/08/11(Fri) 17:27
フットパスその3
民家の庭先に小石が敷き詰められ、昆布が干されていました。初めて見た光景なので、珍しいと見ていると、作業をしていた女性、そこの家のお上さんらしい方が、食べませんか、と差し出してくれたので、食べて見ると、磯の新鮮な香りと昆布の旨味が混然一体となっていて、思わず、美味しいとつぶやくと、上げましょう、と両手で一掴みのぐらいの束の昆布をいただきました。
こんな幸運は初めてで、すっかり嬉しくなりました。
この方は、四十代と思しき、雛には稀な美しい女性でした。
トト 
2023/08/10(Thu) 20:27
アナザーワールドその2
池田先生の銅版画です。廃屋で電気が無いのでローソクの光が明かりなのです。

トト 
2023/08/10(Thu) 19:04
落石フットパスその2
落石フットパスの中程、古びた壊れかけたコンクリート造の建物がありました。周りは草原で、看板によると戦前の無線局の跡となっています。扉が開いており、中に入ってみると若い人が、どうぞこちらへ、とおっしゃる。中は、なんと前衛的な芸術作品の展覧会となっていました。武蔵野美大や愛知県立芸術大学で教鞭を取る池田教授とそのお仲間やお弟子さん方の作品が並んでいました。
草原の中のこわれかけた廃屋のなかがまるで異世界、アナザーワールドの様になっていました。

トト 
2023/08/10(Thu) 19:00
根室落石フットパス
今日は落石岬フットパスを楽しみ、いまは、落石駅で根室への便を待っています。待ち時間を利用して、この文章をかいています。今日は、いろんなことがありました。まず、最初は、尾白ワシ🦅とうみねこの争いです。尾白ワシは単独でウミネコは多数なので、ウミネコに負けてしまいました。
次は、多数の鹿🦌です。実にゆったりと闊歩しています。

トト 
2023/08/10(Thu) 15:20