栞と嘘の季節
「黒牢城」で直木賞を受賞した米澤穂信氏の直木賞受賞第一作です。
本の帯を引用します。
高校で図書委員をつとめる堀川次郎と松倉詩門。
ふたりは図書室の返却本の中に、トリカブトの花の栞を見つける。
校舎裏でトリカブトが栽培されているのも発見し、そしてついには被害者が...。
「その栞は自分のものだ」と嘘をついて近づいてきた女子・瀬野とともに二人は真相を追う。
殺意の奥にある思いが心を揺さぶる、青春ミステリ長編。
ミステリ小説の直木賞作家は多々いますが、米澤氏は今やミステリの第一人者の東野圭吾氏の後継者になるのではと期待するほど(東野氏とはまた違った書き方ですが…)、今回の作品と黒牢城は面白かったです。
ミステリは最近あまり読まなくなりましたが、読むとミステリ独特の緊張感があり楽しいですね。
関西のヒマジン 2023/05/22(Mon) 13:33
変な看板 6
ちゃぶ台返し禁止 下に英語で「如何に怒っていてもテーブルをひっくり返してはいけません」と書いてあります。
これはアメリカにある、日本人が行くレストラン?
風鈴 2023/05/21(Sun) 23:04
変な看板 5
いらっしゃい、貴方が一生食べたことない、最高に悪いミートボール・サンドイッチを試して下さい。 試したくなりますね。
風鈴 2023/05/19(Fri) 13:01
変な看板 4
ここで食べなさい。 でないと私達両方腹が減ります。 正直ですね。
風鈴 2023/05/18(Thu) 13:03
今日のスープ
今日のスープ ウイスキー レストランでよく{今日のスープ」ってあります。
風鈴 2023/05/17(Wed) 12:49
「町内会での朝の交通見守り」
今日は、町内会の役員をしているので、朝8時から8時25分まで、町内の交差点に立ち、黄色い旗を持って学童たちの通行中の車の誘導をしました。
その際、学童たちを見守るのですが、改めて子供たちを見ると、様々な子供がいて、元気に登校している子もいれば、眠そうな顔をして、もう嫌だ、と全身で言っているような疲れ切って歩いている子もいます。
おはようとを声をかけると元気に挨拶を返す子、さらに下を向く子、向こうからこちらの目をしっかり見て挨拶を返す子、ほんと様々な個性です。
このような子供たちをまとめて導く先生方は、ほんとたいへんだなア、と思いました。
トトシカーナ 2023/05/17(Wed) 08:49
奇妙な出来事
家の庭で2時間の間に起こりそうなことを列記して検証してみました。
風で飛んだ、犬か猫か鳥やトカゲなどが食べた。
風で飛んだ
ひまじんさんの推理の時に答えましたが、当日のこの時間は風はほとんど吹いていませんでした。
動物
1犬 野良犬はこの付近では見かけません。飼い犬はいますが飼い主が鎖につないで散歩するのは良く見かけますが、家の中に入り込むことはありません
2猫 ひまじんさんが詳しいと思いますが、この付近では野良猫をよく見かけます。猫は狩りの名手ですが、動かないものには反応しないのでは?万一、ちょっかいを出すとしてもじゃれるだけで食べないのでは?
3トカゲや蛇
蛇は滅多にいないので外して良いでしょう。トカゲは頻繁に現れます。ただ単独行動をしているので、大きい根切り虫を2時間で6匹も食べるのは無理があります。
3鳥 家の庭にはスズメ、メジロ、シジュウカラなどの小鳥やヒヨドリ、鳩などの大型の鳥などが飛んできます。
根切り虫は小鳥にとっては大きいし無理です。
風鈴さんの鳥では?の答えに私も同感です。
最初カラスは家の外の道路や電線で良く見かけ家の庭までは入ってこないのでヒヨドリか鳩に絞りました。ヒヨドリは木から木へ飛び回って、庭に降りてこないので庭にも降りる鳩かなと思いました。
ところが今日庭を見て考えが変わりました。
特大のカラスが庭を歩いていました。
カラスは雑食性でなんでも食べるし、人間を馬鹿にしたところがあります。
あの大きな嘴は根切り虫6匹などアッという間に食べてしまうでしょう。
関西のヒマジン 2023/05/16(Tue) 16:52
変な看板 2
一周8日開店 日曜日は休み。 この人一週間何日あるか 知らないみたい。
風鈴 2023/05/16(Tue) 13:26
黒牢城
米澤穂信氏の直木賞受賞作「黒牢城」を図書館から借りて読みました。
米澤氏は2年ほど前、今村翔吾氏と共に直木賞を同時受賞しました。
直木賞は受賞者が2人出たときはどちらの作品も質が高いように思われます。
受賞後本屋で2人の本を探しましたが、米澤氏の黒牢城は売り切れていてたまたま残っていた今村氏の「塞翁の楯」を購入して読みました。そして、「黒牢城」は図書館に予約していましたが、ようやく貸し出し可能となり読みました。
二人の小説は同じ戦国時代を扱った歴史小説であることや長編小説である共通点はありますが、基本的には全く異なった読み物です。
今村氏の「塞翁の楯」は合戦の裏で活躍した滋賀の石工「穴太衆」と鉄砲作り「国友衆」の戦いを小説にしていました。石工「穴太衆」が築いた城の石垣とそれを最新の鉄砲で打ち破ろうとする「国友衆」が大津城で繰り広げる熾烈な争いでした。
一方本作品は摂津伊丹の大名で有岡城主荒木村重が主君織田信長に謀反を起こし籠城するところから始まり、主命により村重を説得するために有岡城に向かい村重と対談するも不調に終わり牢に閉じ込められる黒田官兵衛を軸に謎解きミステリ仕立ての展開となっています。
謎解きは4つからなり、「誰が人質安倍自念を殺したのか?」「信長の寵臣で大将の大津伝十郎の首級を上げたのはクリスチャンの高槻衆高山大慮か雑賀衆鈴木孫六か?」「僧無辺を介して信長と和睦を結ぼうとする村重。無辺は厳重な警備が敷かれた部屋で何者かに殺される。また仲介を頼むため明智光秀に贈り物として渡す予定の二つとない名物茶器「寅申」も同時に消えていた。犯人は誰で何の目的で寅申を持ち出したのか?」「織田に通じていた瓦林能登入道を村重が看破し能登入道は村重に対して刀を振り上げる。その刹那能登入道に雷が落ち入道は死ぬ。ところが落雷と同時に入道を鉄砲で打ったものがいる。どこから誰が打ったのだ?」
この謎を村重は時々官兵衛の牢に入り知恵を借りる。
また、事件解決には村重の直近の部下御前衆が活躍する。
そして、村重の妻で今楊貴妃と称される千代保(ダシ)の役割は?
最後に妻や部下を残して城を出る村重の本心が明かされます。
非常にユニークな小説でした。
関西のヒマジン 2023/05/15(Mon) 19:51