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丁度50年前の今日は、人気映画「男はつらいよ」第1作が公開された日。(朝日新聞
月間寅さん第1回から引用)
おばちゃん役の三崎千恵子さんのことが書いてあったので、以下引用します。
寅さんシリーズは、主役を囲むレギュラー陣も魅力的だった。
鬼籍に入った名優たちを紹介する。
初回は全作に出演したおばちゃん役の三崎千恵子さんだ。
東京葛飾柴又の帝釈天参道で団子屋を営む車竜造の妻つね役。
竜造は寅次郎、さくらの父の弟。
夫婦には子どもがなく、寅次郎、さくらの兄弟を実子のように慈しんでいる。
つねは、フーテン暮らしで失恋続きの寅さんをいつも心配している。
世話好きで情に厚く、涙もろい。
久しぶりに戻ってくると好物の芋の煮っころがしでもてなし、恋に破れて旅に出ることになると「かわいそうに・・・・・」と涙ぐむ。
そんなおばちゃんが怒ったのが「知床慕情」(1987年)。
竜造の入院で店を手伝ったが、まったくやる気のない寅さんに堪忍袋の緒が切れた。
「店やめよう!つくづく嫌んなっちゃったよ」「あたしたちが一生懸命働いたって、肝心の跡取りがあのざまじゃない」と号泣。
さすがの寅さんも反省した瞬間だった。
三崎さんの生家は東京巣鴨の青果問屋。女学校卒業後、百貨店勤務を経て歌手、俳優に。2012年、90歳で死去。
*寅さんのシーンが浮かんできます。
*三崎千恵子さんの歌は聞いたことがなかったですねぇ。
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