運動脳
スエーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏の「運動脳」を読みました。
今までは脳の老化を防ぐため、数独など脳トレの本などが良いとされていました。
ところが本書によれば脳の活性化には役に立たないと断言しています。
脳には体を移動させること(体を動かすこと)が重要で、ランニングが最適で、ウオーキングや自転車など有酸素運動が良いと科学的実証を踏まえて解き明かしています。
有酸素運動で脳細胞が増えるのは、人類の先祖が狩猟により生きながらえてきた名残だそうです。
人類誕生以来脳は私たちとほとんど同じで進化していない。
人類の誕生を0時とすれば、23時40分まで狩猟生活で、23時59分40秒に工業化社会がスタートし、23時59分59秒にインターネットが開通したということだそうです。(関ヒマ:人類の文明の進歩に脳の進化が追い付いていない?ということなのか、生命の誕生から進化の過程を推測すれば短すぎるということでしょうか?後者の方が正しいようですね)
本書では日本の作家で世界的に読まれている、村上春樹氏のことについて触れています。以下引用します。
村上氏は創作のプロセスとして、作品の執筆中は毎朝4時に起床し、午前10時まで仕事をする。昼食を取ったのちに10キロのランニングを行い、それから水泳をする。そのあとは音楽を聴いたり、読書をしたりして過ごす。そして夜の9時ごろには就寝する。
一つの作品を書き上げるまでの半年間、毎日こうした生活を送っているという。彼の創作のプロセスには、芸術的な繊細さと同じくらいに、運動でつちかった体力が何より欠かせないのである。
作者は最後に次のように語っている。
本書を執筆するにあたり、私は私見や希望的観測を避け、科学が立証した事実のみ伝えることを心がけた。加えて、これは科学の研究成果の報告書ではなく、あくまでも一般読者に向けた読み物であることを、あらためて申し上げておく。そのため、できるだけ理解しやすく、またおもしろく読めるように、いくつかの学術的な概念を簡略化せざるを得なかったことをご理解いただきたい。本書の内容は研究論文にもとづくものである。
面白く読めます。ご一読を。
関西のヒマジン 2022/11/05(Sat) 18:27
空也十番勝負巻7
佐伯泰英先生の「空也十番勝負第7話」を読みました。
空也は坂崎磐音(当代(1700年代)随一の剣術家で将軍の剣術指南役)の息子で、16歳にして九州薩摩に武者修行に出る。坂崎磐音シリーズの続編です。
九州の薩摩では示現流の達人と果し合い、死闘の末勝ちを得る。しかし、一門に狙われ死地をさまよう。九死に一生を得、薩摩を後にして、福岡藩、肥前小城藩の剣豪と相まみえ、長崎にたどり着く。長崎では南蛮人や中国人などと戦い上海まで航海し抜け荷の実態に遭遇する。
そして、今回の第7話は九州を離れ長州萩が舞台となる。
萩では毛利藩のお家騒動に巻き込まれる。
今回はシリーズの中でも面白い部類の一冊です。
佐伯先生はおそらく今年80歳になられますが、執筆意欲は衰えませんねー。
いつまでも続けてほしいと願っています。
関西のヒマジン 2022/10/29(Sat) 16:19
バス旅行
昨日は2年ぶりの南榎町自治会のバス旅行でした。
トトシカーナさんは、4日ほど前からぎっくり腰になって参加できませんでした。
参加者も例年より少なく、大人16人、子供3人でした。
バスはゆったり座れ快適でした。
コースは、横須賀軍港めぐりと「大漁海鮮丼」の昼食、サツマイモ堀りでした。
昨日は天気も良く気温も汗ばむくらいでした。
横須賀軍港めぐりでは、日本とアメリカの艦船をたくさん見ることが出来、
日本の潜水艦の上にいる乗組員が、私達の船に向かって手を振ってくれたりしました。
昼食の海鮮丼は、ご飯が見えないくらいのお刺身がのっていて、そのほかに
魚のフライ、茶わん蒸し、味噌汁が付いていました。
さすがの私でも全部食べ切れませんでした。
食事の前に三浦生鮮ジャンボ市場で野菜や果物を買って、結構重くなったのですが、
何とか持って帰れるだろうと思っていたのですが、サツマイモ堀りで、
1人5株と言われ掘ってみると、1株に5~6こついているものや、
バカでかい大きさのサツマイモが1個ついているもの等、合計12~3個
かなりの重さになりました。
帰りバスを降りてから家まで、3つの重い袋を持って休み休み交互に
持ち替えながらなんとか無事帰りつきました。
久しぶりの遠出でしたが楽しかったです。
ひまじん 2022/10/24(Mon) 23:27
シニア向け脳トレ
なるほどありますね。
お金に縁がないものなので全く思いつきませんでした。
関西のヒマジン 2022/10/20(Thu) 08:28
シニア向け脳トレ
関西のヒマジン様
Q1は正解です。
① 1×1=1 ② 1+2×2=5 ③ 5+3×3=14
④ 14+4×4=30 ⑤ 30+5×5=55 ⑥ 55+6×6=91
Q2の①は日で正解です。
②は口ではないです。
もう一度お考え下さい。
ひまじん 2022/10/17(Mon) 22:13
大名倒産
町の図書館が駅の反対側にできた文化ホールの中に移転しました。
旧図書館の時に予約していた本が貸し出し可能になったので本を取りに行ったついでに中を見てきました。図書館は3階まであり、蔵書は以前と比べかなり充実していました。
そのた、喫茶室や読書コーナーや自習室などがありました。
図書館の移転に伴い暫く貸し出しや閲覧が出来なかったので、久しぶりに図書館から借りて読みました。
予約している9冊の本のうちの一冊で、浅田次郎氏の「大名倒産」という本の上巻です。浅田氏の本は軽妙洒脱な本が多いんですが、この本はその色合いが特に濃い本です。
江戸も末期となると大名といえども商人からの借金がかさんでどこも火の車で、勘定方や家老は金の工面に四苦八苦しているという設定です。
早速下巻を予約します。
関西のヒマジン 2022/10/17(Mon) 17:00
シニア向け脳トレ
Q1 下の等式の意味を見つけ出し、( )に入る数字を答えましょう。
①=1 ②=5 ③=14 ④=30 ⑤=55 ⑥=( )
Q2 左右の( )に同じ漢字を入れて二字熟語を作りましょう。
① ( )月 + ( ) ② ( )十 + ( )
ひまじん 2022/10/17(Mon) 11:27